こんにちは!今回は恋愛関係のトピックを書きたいと思います。
親鳥男子(女子)に関するものです。
って、そもそも親鳥男子とか女子ってどんなんだよ!って感じですよね笑
もちろん、僕の造語なので、この記事を書いた瞬間に誕生した言葉だと言っても過言ではありません(すでにあったらごめんなさい)。
親鳥男子(女子)とは、単純にいうとこんな人のことを言います。
例えばパートナーが最初はめっちゃ地味だった!いいもの持ってるのに輝いていない!そんな人だったとします。
自分の魅力に気づいていないその人を、いち早くあなたはその魅力に気づいて結ばれました。
そして対話することでその人は日に日に素敵な人になっていきます。ファッションも変わりましたし、物事の捉え方すら変わってきて、とにかく人としてどんどん魅力的になっていくわけです。
もちろん、その人の努力とか前に向いたりとか、そう言うものが起因していることは間違いない事実だとは思うのですが、ただ断言していいと思います。
それはあなたの向き合い方がその人を変えたから。
でも、同時にそのタイミングになって悲劇が起こることもしばしばあります。
そう、その人が別の人作って巣立っていくんですね。
新たにできたその人は、あなたの向き合いでどれだけパートナーが変わったのなんか知りません。なのに、「あなたが好きだ」と言って奪われてしまう。
こんなこと言いたくはないですが、「そこまで育てたのは自分だよ!」と思わず言いたくなる気持ちもよーくわかります(僕がそうでした)。
これを「親鳥男子、親鳥女子(以降“親鳥さん”」と命名しました。
全国の親鳥さんに少しでも寄り添えたらなと思います。
目次
1、親鳥男子と親鳥女子の12個の特徴
親鳥さんには複数の特徴がありますが、例えばこんなものがあると思います。
今から下記に12個の特徴を挙げてみるので、是非チェックしてみてください。
・優しい
・世話焼き
・パワーがある
・人によく尊敬の対象になる
・いい意味で放任主義
・自分の人生は自分の人生。相手の人生は相手の人生という区別がついている。
・パートナーに対してコミットしている
・夢やビジョンがあり精神的に自立している
・人と対話することが好き
・自分と対話することが好き
・環境のせいにしない人
・たくさんの決断をしてきた人
いかがでしたでしょうか?
半分以上当てはまるのであれば、そもそもあなたは親鳥さんであることが多いです。
たくさん経験されてきたんでしょうね…。1日でも早く、ずっといられるようなパートナーと結ばれることを切に願っております。
親鳥さんに共通していることは、人生の中で対話が多かったことではないでしょうか。
自分とは何者で、自分は何のために、誰のために、何をするのか。
そう言うことを考えて、環境がどれだけ悪かったとしても、自分は自分だと考え続けることのできる素晴らしい人なのだと思います。
貫禄あるよね?ってよく言われませんか?
人として素晴らしい親鳥さんにはもちろん素晴らしいところもありますが、だからこそ、ダメな部分というのも存在します。
それを書き連ねていくので、よかったらみてください。
2、親鳥系のメリット
親鳥さんにはメリットがたくさんあります。ちなみにこれは、親鳥さん自身の、というよりはその人に対峙するパートナー目線で書いてみたいと思います。
・自己肯定をしてくれる
そもそも自分自身がご自分の人生と向き合ってきた人が多いと思うので、その分他の人に対してもその意識で向き合ってくれるのが親鳥さん。
だからこそ、表面的なところではなく、深層の本心の部分や本質を見て、それを「素敵」だと言ってくれます。
なので親鳥さんのパートナーは今までは怖くて向き合えなかった部分とも向き合い始めるので、その人自身も素晴らしい人に育って行くというわけです。
・ストイック
とにかくストイックです。なぜかというと。自分の人生と掛け合わせて今を選択している。つまり自分の日常すら、逆算的に動いている人が多いです。
よく周りにいませんか?
「仕事だるい」
「会社の上司が悪い」
「俺はナイーブだからそれをよく知って、物事を言って欲しい」
「俺の可能性に気づけない周りが無能だ」
「あいつ、のああいうところ嫌いなんだよね」などなど
口をひらけば悪口のオンパレード。自分の日常や、仕事の話、夢の話というよりは、常に誰かのネガティブキャンペーンをしている人。
そういう人と一緒に歩く未来は見えるでしょうか。見えないですよね。
ストイックな親鳥さんはこういうことは言いません。全てを自責にするし、だから成長も早い人が多いからです。
そんな親鳥さんは周りからはこう見えます。「夢に向かってまっすぐ向かう人」「軸を持って行きている人」故に魅力的に映ることも多いと思います。
・センスがいい
親鳥さんは自分の軸でなんでも決めるので、小物や服装、選ぶものにはこだわりがあります。なので、比較的に量産系になることが少ないこともあり、センスがあるねと言われることが多いかもしれません。
・愛に溢れている
自分のマイナスを乗り越えた故に自己愛が成熟している人が多いように思います。自己愛が成熟している人は他己愛も成熟している人です。それは、ナルシズムではなく、単にダイバーシティ的な多様性を受け入れる器があるからです。
僕は僕のことを愛している。
こんなところもあって、こんな汚いところも、醜いところもある。
けど、それが僕で、僕はいつもどんな時にでも、近くにいてくれた僕だから、僕は僕のことを愛しています。ありがとう。
これが自己愛です。
自分を受け入れているが故に、相手を受け入れることができる。親鳥さんは自己愛に溢れた人だと思います。一緒にいる人はそんな親鳥さんを見ているだけで、長い時間をいるほど自分へとその見え方を投影して成長して行くはずです。
・必ず愛してくれているんだという確証が持てる
言葉だけの「愛している」は言いません。
なぜなら、その愛という言葉ですら、自分の中で裏付けができているからです。
そして親鳥さんは逆算で生きています。だからこそ、あまり無駄なことに時間を使うことはしませんよね。
だったら、その無駄かもしれない時間の中で、そのパートナーを選ぶでしょうか。親鳥さんの選ぶパートナーとは、大切な時間ですら、その人と共有したい。その人のために使いたいと思っている人だと思います。
そこには絶対的な愛があります。
包むような愛はあなたを裏切ることはないでしょう。
3、親鳥系のデメリット
さっきから親鳥系のいいところしか挙げないな!それならなんで巣立たれるんだよ!という意見があると思います。ごもっともです。グーの音も出ません。
なので親鳥系のデメリットについてもきちんと触れていきたいと思います。
・伝えてくれる愛に、愛で返せない
先ほど愛に溢れていると書きました。
そうなんです。親鳥さんは愛に溢れています。だからこそです。その愛は深く、見返りを求めないものです。
純粋に、愛しているから愛しているという。それ以上でもそれ以下でもないのですが、逆に、対話をしてこなかった人や、自己愛の成熟していない人にとっては共有できない価値観でもあります。
ぶっちゃけパニックです。
何か裏にあるんじゃないか。何か企んでるんじゃないかという猜疑心に苛まれることでしょう。でも。探れば探るほど、そんなものはでてこない。
愛してくれる。それ自体は素晴らしく、尊いもののはずなのに、言われるほどに自分自身はそんなに深いレベルで相手のことを見ることができない。
だから、その愛が重くなってしまう。申し訳なくなってしまう。
愛を返せない。そう思わせてしまうのは、親鳥さんの特徴だと思います。
・自身に厳しい相手を見て、劣等感を抱く
ストイックな親鳥さんは、基本的に全ての出来事が自責で出来ています。
だからこそ誰かを責めたりはしません。ただ、それを見ている周りの人は卑屈になったりします。
逆になんでそんな自分に厳しく出来てしまうのだと思ってしまう。それはリスペクトの対象にもなるかもしれませんし、それはずっと見ているほどに自身と照らし合わせて「劣等感」という感情になって行くのではないでしょうか。
すると途端に一緒にいるのが辛くなる。
そんな時にパートナーが求めるのは、親鳥さんのような人ではなく、自分と同じくらいのレベルの、一緒にいてそのような劣等感を感じずにすむ人なのです。
そう人に出会ってしまったら、パートナーの興味は一気にそちらに向くでしょう。これは結果論なので断言はできないですが、それそのものは成長ではなく逃避なのだと思います。ただ、逆算でストイックになるがあまり、親鳥さんはその感情に気づくことができない時があるのです。
・中々対等だと思えない
前の話にも繋がってきますが、親鳥さんたちと付き合うきっかけの感情は「尊敬」であることが多いと思います。
仕事への向き合い方や友人との向き合い方、何より自分との向き合うことを通して、それを尊敬として捉えるのではないでしょうか。
親鳥さんのそういった姿勢は基本的に、異性に嫌われる対象になるはずもなく、そういったところから恋心が芽生えてきてしまうのも無理はないことでしょう。
ただ、付き合い始めて思うことはあると思います。
何故ならば、とにかくストイックなのが、親鳥さんの特徴の一つでもあります。
そして厄介なのが、誰かへ求めるというよりは、己と向き合って、自分自身に特にストイックであるということです。
付き合うとなると、余計に近くで見ることになります。
最初こそこう思うと思います。
「やっぱりすごいなぁ」
「そういうところを好きになった」
ただ、時間を重ねるごとに、こう思うはずです。
「そのストイックさが、苦しい」
「いつまでも対等な関係でいられない」
親鳥さんの人間性に惹かれる人は、その人間性を自分と比較してしまい、苦しくなって行く。そこを好きになったはずなのに、一緒にいるほどに比較が起きてしまい、辛くなる。同じような目線の、同じような感覚の人に惹かれてしまうようになる。
そう思うようになってしまいます。
・刺激的な恋ではない
親鳥さんの一番の特徴かもしれないのですが、「芯が通っている」人が多いことです。故に、自分の将来へのビジョンを見つめながら、日々の生活をしています。
そこに行き着くまでには様々な経験があったと思うし、修羅場のようなところだっていくつもくぐり抜けてきたでしょう。
だからこそ、親鳥さんとの恋愛はとても「刺激的」ではないかもしれませんね。
それは刺激的でドキドキするような毎日よりも、今ある時々退屈だなぁと思うような時間こそ、幸せであり、かけがえのないものだと知っているからです。
特に大切な人との当たり前とも思える時間は、当たり前ではないことが腑に落ちていますし、だからこそ、この日常を大切にしていこう。今手をつないでいるこの人を大切にしていこう、そう考えています。
時には刺激的なこともあるかもしれません。しかし、自分にとっての幸せや、自分にとっての価値観を理解し、腑に落ちている親鳥さんだからこそ、その恋愛は退屈だし、刺激的ではないものです。
特に年下に多い例ですが、そういう人にとっては、その恋愛は刺激的ではない。愛ではなく、恋を求めているから、巣立っていってしまうのだと思います。
4、あなたはついつい親鳥になっていませんか?
親鳥さんの本質は「〜〜してあげよう」という上からの目線ではありません。
どちらかというと、今まで自分が色々なことを経験して行く中で、たくさんのことを考えてきて、自分に何ができるんだろうって考えている人が多いです。
そして自分が受けた苦しみや辛い経験を他の人には味わってほしくない一心で向き合うタイプだと思います。
ただ、その向き合い方が「相手のためになるのか」ということは忘れてはいけません。なんでも手伝う、なんでも話を聞く、とにかく優しい。これらは時に相手を傷つけるし、相手のためにならないこともあることを自覚しましょう。
大事なことは「共に生きること」です。幸せにしたいではなく、「一緒に幸せになろう」という意識だと思います。
なので、優しいだけではダメだし、厳しくするだけでもダメ。歩調を合わせて、無理なく自然体で相手と向き合えば、巣立ってしまうことはないんだと思います。
自分の中にある弱さを見せることが、悪であるとはおもわず、そういった部分も見せることで、相手は「この人も同じ人間なんだ」と思ってくれるでしょう。
5、最後に
ついつい親鳥になってしまっているあなたも、親鳥さんと今お付き合いしているあなたも、二人で寄り添って素晴らしいパートナーシップを築けることを願います。
この記事が読むことで、1人でも多くの方がより良いパートナーと出会えますように。
ではでは!