パートナーシップ

「思い出との向き合い方」について。

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失恋をすると、気持ちの整理が大変ですよね。
特に、好き合ってるのに別れざるを得なかった、そういう場合は特に思います。
でも、それってとっても大切なステップであると思います。

今回は失恋した時の思い出との向き合い方をお教えします。


目次
1、まずは認めよう。
2、二人の写真の整理の仕方
3、“思い出”について知っておかなければいけないこと
4、感傷の次は前を向こう
5、最後に


1、まずは認めよう

まずは認めなければいけないことが3つあります。それは、


①もう関係は終わってしまったという事実


②その当時の想いは本当だったという事実


③運命ではなかったんだという事実

これらの3つの事実を認めましょう。確かに辛い作業だと思います。でも、それは辛いけど変わらないものです。理想はあります。この後にまた再開して、この後にまた連絡が来て、やり直そうとなる。

変わらない毎日がまたやってくる。
そうかもしれませんね。ただ、多くの場合はそうじゃない。もう関係は終わってしまったんです。
でも、同時にその時にパートナーに向けた想いや言葉は無駄じゃない。偽物でもない。たった1つの「本物」であったと私は思います。であればこそ、それは大切なあなたの感情です。大事にしてくださいね。
ただ、それは、運命ではなかったんだと思います。運命であれば、どんな形であれ、出会うべくして出会い、結ばれると思うんですよね。そうじゃなかった。あれほど燃え上がったのに、そうじゃなかった。

それは運命ではなかったんです。

認めましょう。まずはこの3つを認めることが思い出との向き合いに非常に大切なステップになります。

2、二人の写真の整理の仕方

これが、また難しいですよね。私もこれには非常に悩みますし、怖いです。
何が怖いって、多分こういう感情だと思います。

「消してしまったら、本当に終わってしまうんだよなぁ」

怖いですよね。辛いですよね。悲しいと思います。
ただこれ、無理に消すことはないと思うんです。確かに新しいパートナーができて、写真フォルダ見たら知らない人の写真が大量にあったら引きますけど、それって大切な思い出じゃないですか?

だから思うんです。
本当に自分の心にケジメをつけて、その好きっていう感情が変わった時に、初めて捨てればいいと思います。そうしないで無理やり消したって、未練が残るだけだからです。

だから、消したければ消せばいいけど、別に無理して消すこともないんじゃないかなって思います。

3、“思い出”について知っておかなければいけないこと

思い出について知っていたことがいいこともあります。
例えば、それは、「思い出とは美化されるものだ」ということです。

あ、あの子とあそこ行ったよなぁ。
あのカフェであんなこと話したな。
ボートでご飯食べたなぁ。

付き合った年数が長ければ長いほど、そういう思い出のフラッシュバックは起きるものです。

ただ、それはあくまでも「思い出」です。
それは事実ではありません。記憶の中の脚色がかかった事実だということを知っていなければいけません。

まだ気持ちが残ってる。それはそうでしょう。でも、その好きは別れてしまった今では、記憶の中のパートナーに向けた好きなのです。

割り切ったり、残っていないふりをするのは大変なことです。落ち込むだけ落ち込みましょう。ただし、それはあくまでも、記憶の中への好きである。これだけは強く知っていなければいけないことだと思います。

そうすることで、立ち直る早さも変わることでしょう。
辛いですよね。でも、これが早く立ち直って次の恋に向かうための必要なステップです。

4、感傷の次は前を向こう

別れてしばらくは特に今までパートナーといた時間がぽっかり空いてしまいます。すると、そこで感傷に浸ることが多いと思います。

私の場合は、空が綺麗だなぁと思った時に写真を撮ります。そして、その写真をパートナーによく送っていました。だから、空が綺麗だなって思って、その空を撮った瞬間に、「あ、もう共有する相手はいないんだ」って思うことが多いです。

次の恋に向かうためには「感傷に浸る」という行為は非常に大切なことだと思います。何故ならば、そうすることで、時間を進めることができるからです。気持ちを発散させることができるからです。

これを無理に抑え込んでしまうと、ずっとあなたの時間は止まったことになります。フラッシュバックが起きそうだ、また感傷に浸ってしまいそうだ。それを空元気で蓋をするたびに時間が止まります。

実際の時間は進行しています。でも、あなたの心はいつまでも、その人といた時間で止まってしまうんですよね。それってとても勿体無いことです。

次の恋に向かおう。そう思うならば、できるだけ感傷に浸りましょう。泣きましょう。愚痴を言いましょう。そうすることで、あなたの時間は進み、そして、早くに終わりを迎えることができる。

時間が忘れさせてくれると世の中では言います。
でも、感傷に浸る気持ちを抑えるたびに、時間はあなたを拘束し続けます。なかったことにするなとは言いません。ただ、できるだけ時間を早くに進めることが、気持ちを整理させて次の恋をはじめようと思わせてくれるための最速のステップだと私は思います。

5、最後に

「嫌い」で別れる以外では、それが例え失恋だったとしても、相手の望みはこうです。
「相手に幸せになってほしい」ということではないでしょうか。
確かにその人とは運命ではなかったのでしょう。だからこそ、この先で人生を一緒になることはないかもしれません。この先、すれ違うこともないかもしれません。

でも、その時に感じた愛は本物だし、本物だから、別れるときも相手に願うことは一緒なんだと思います。

幸せになってほしい。好き合っていたからこそ、幸せになってほしい。
今度の恋では、ちゃんと最後まで。愛し抜いてほしいと思うんだと思います。

その時に自分が隣にいられないことは、今は辛いと思います。考えたくもないと思います。でも、時間を進めていくことで次の恋を迎え、多分、愛情深いあなただから、一杯一杯その人のことを愛して、大切にして、抱きしめるんだと思います。

その時に、前の失恋した経験が活きるんですよね。
たくさん考えて、たくさん想ったからこそ、次の人のためにまた沢山愛情を注げるんだと思います。

だからどうか、思い出と向き合う時間は正しく作ってあげましょう。その失恋には意味があります。次の人を沢山愛せるように必要な失恋だったんです。

今この瞬間にも失恋して悲しんでいる人は多くいると思います。

その方々へ、どうか励みになれば幸いと思います。
そして次好き合った人に怖がらないでまた、その愛情を注げるように切に願いします。

両想いになるって、この世の中でとっても珍しいことです。
そんな人と出会えるあなたは、とても素晴らしい魅力と、素晴らしい個性を持っているはずです。

だから、負けないでください。
次の恋愛があなたにとって、最良のものでありますように。

ではでは。

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