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なぜ「次の恋」にすぐ進めないのかを考察してみた

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なぜ「次の恋」にすぐ進めないのかを考察してみた

「別れました」
そうなった時に、あなたはすぐに次の恋に進めるでしょうか。
難しいですよね。もう別れてしまったのに。当たり前だろ!と思う反面、そもそもなんでそう思ってしまうんだろうと気になってしまい、その感情について考察してみたので、共有したいと思います。

ぜひ参考になればなと思います。


目次
1、まだ終わってないと思いたい
2、罪悪感が残留する
3、それはプライドという感情
4、次の恋はイメージした瞬間に始まる
5、最後に

1、まだ終わってないと思いたい

まずこの感情が来るのではないでしょうか。まだ終わっていない。だから次に進めるはずもない。
これは現実のお話ではないのでしょう。だって、その恋はもう終わっているからです。終わった恋。だけど、その終わりを認めたくない。認めてしまえば、もう完全に夢の中でも、想像の中でさえ終わってしまうから。

次の恋に進まないことで、想像の中でまだ恋は終わっていないと思いたいのです。
でも、その恋は既に終わっています。悲しいことですが、これが事実です。

2、罪悪感が残留する

次の感情は罪悪感が残留してしまうのだと思います。罪悪感とはなんでしょうか。罪悪感とは、その愛情が深ければ深いほど、それに比例するように増大します。
例えば一番わかりやすいものとしては、沢山、愛の言葉を伝えたと思います。

好きだよ。


愛してるよ。


こういうところが綺麗だよね。


こういうところが素敵だよね。


こういうところ好きになった。


あなたとずっと一緒にいたい。


あなたとの平凡な毎日が私にとっては幸せなんだ。

これは、偽物の言葉でしょうか。答えは「NO」です。全て本当の気持ちだと思います。しかし、その言葉が罪悪感を生んでしまうんですね。
沢山発した「愛の言葉」は、それだけで次の恋に向かうことを阻んできます。

それは、あれだけ発した愛の言葉を、すぐに違う人に向けて良いものだろうかというものです。それを次の人に発生ようとした時に、あなたの心には「それは不義理だ」「それは裏切りだ」「お前の愛はそんなに軽いものなのか?」そんな言葉が浮かんで来ると思います。

でも、大切なことって、その感情を否定することです。
次に向かうということは、過去の人へのリスペクトは残って良いかもしれない。けど、愛情は今現在、目の前の人に注いでいくということ。


それは裏切りではありません。
それは不義理ではないんです。

今感じた愛情があるのならば、それはあなたの「本当」だと思います。
もう過去の恋愛は終わりました。ならば、その罪悪感は無意味なものです。無意味な苦しみは捨てましょう。

それを自覚することが、過去の恋愛にケリをつけるものだと、そう思います。
でも、同時に、そんな簡単に捨てられないと思います。私だってそうです。

そういう時はこの記事を読んでみてください。

「思い出との向き合い方」について。

このステップを踏んでいくことで、より早く次の恋へと向かうことができます。
あなたは罪人ではありません。
その恋が終わったのならば、次の恋に向かう「権利」があります。そして、また次に大切だと思った人へ恋をする「資格」があります。

自分自身を認めてあげましょう。

3、それはプライドという感情

ただ、こうした気持ちの根源ってなんでしょうね。
耳が痛い話かもしれませんが、それについては明確な答えがあると思います。
それは「プライド」という感情です。

次の恋にすぐに向かうこと。あなたの恋を知っている人が周りにいればいるほどこう思われる可能性が高いですよね。


「あれ、もういくの?」
「早くね?てか、それって前の人のことそんなに大切に思ってなかったんじゃね?」

あなたの向き合い方なんて、本当のところ、周りの人は理解できるはずもありません。前の恋のためにも、あなたは次の恋に向かうことって非常に大切なことだと思うんですが、そう思われてしまう可能性は往往にしてあるものです。

ただし、それを意識した時に

「軽いやつって思われたくないな」
「無責任って思われたくないな」
「不誠実って思われるかな」

そんな風に感じることが少なからずあるのではないでしょうか。

確かに忘れられない気持ちもある。まだ終わってないという感情もある。でも、この状態ですぐにまた次の恋に向かった時に、切り替えが早いって思われてしまうことがあることに不安があると思うんですよね。

でも、それって正直に、まっすぐに見つめてしまうと、プライド以外の何物でもないんですよね。
私が失恋と向き合った時に、その感情に気づいてしまうことがとてもショックでした。けれど、それは紛れもない事実の一つであるのだと思います。

私は前のパートナーに「幸せになってください」と言われたことを忘れるつもりはありません。だからこそ、次に向かうためにも、この恥ずかしいプライドという感情について、きちんと向き合おうと思いました。

それに気づいてしまえさえすれば、あとは簡単です。
プライドなんて捨ててしまいましょう。確かにセンチメンタルな気分になることも、いきなり泣きたくなることもあるのでしょうが、それはそれ。気持ちが残っているのも紛れもないあなた自身だから。

それは受け止めた上で、次に切り替えてもいいと思います。
そして、次の人に出会って、前の人に対する好きを上書きしていけば良いんだと思います。

4、次の恋はイメージした瞬間に始まる

次の恋が始まるタイミングは、完全に自分の中にあるのだと気付きましょう。

どういうことかというと、次の恋とは、自分の中で「次の恋をイメージした時」に始まるということです。

イメージしましょう。次のパートナーはどんな人でしょうか。次はどんなことをしたいのでしょうか。次はどんな関係性が望みですか?

そういったことをイメージしていくことで、それは引き寄せられて来るんだと思います。そして、その通り、次の恋が来た時に、それを素直に受け取ることが非常に大切なことではないでしょうか。

次の恋愛をイメージしましょう。
イメージした瞬間、過去の恋愛は段々と遠のきます。そしてその後に新しい恋があなたの元へ訪れようとやって来るんです。

まさに引き寄せの法則ですよね。イメージしない限り、ずっと過去の恋人にあなたの精神は支配されてしまいます。なので、明確にイメージしてみましょう。

5、最後に

次の恋に向かえない理由とは沢山あると思いますが、それでも、これはその中の1つの事実ではないでしょうか。

そして、人生は長いようで短いです。だからこそ、足を止めるくらいなら、すぐに動かしていった方が得だと思います。今は辛いかもしれません。考えられないかもしれません。

忘れちゃいけないのは、誰よりも何よりも、あなたの人生とはあなただけのものだって、他の人のものではないんです。きつくても辛くてもひとまず前に進んでみましょう。

落ち込むことも大切ですが、あなたの大切だった人や、大切な人の願いは、「あなたに幸せになってほしい」それだけであると自覚しましょう。

いかがでしたでしょうか。
この記事が次に進むための参考材料になれば幸いです。

ではでは。

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コメント

  1. Yasu Imamura より:

    初めてメールさせていただくご無礼お許しください。私、今村と申します。
    貴重なご意見拝読させていただき、ありがとうございました。
    今、自分自身が悩んでいる関係性へ大変な励みとなりました。今後とも、おかもと様のさらなるご健勝心よりお祈りいたします。

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