写真

ミラーレス・一眼カメラの始め方【カメラが手放せなくなった理由】

前回は「写真を始めたきっかけ」についてお話しました。

今回は、全く触らなくなっていたカメラが、手放せなくなった理由についてお話しします。

こんな方に読んでいただけると嬉しいです。

– 勢いでカメラを買ったはいいが、よくわからなくなって辞めてしまった方
– とりあえず撮ってみたけど、飽きてしまった方
– 買ったはいいけど、何を撮ればいいかわからない方
– カメラへの情熱をどこに向ければいいかわからない方

この記事を読むと、今よりもっとカメラが面白くなるかもしれません。

写真が人の笑顔に繋がるということを学んだ僕は、
ちょうどそのタイミングで、それまで務めていたテレビのADの仕事を辞めました。

辞めるとき、そして辞めてから、こう決めたんです。

「好きなこと、やりたいことは片っ端から叶えていく人生にする」と。

1ヶ月30人チャレンジ

そしてまず手を出したのがカメラでした。

始めたのが「1ヶ月30人チャレンジ」という試みです。

1ヶ月で30人を撮影し、その人への感謝のしるしとして、撮影した写真とその人についての記事をSNSに書く。

それまで知人しか撮ってこなかった僕にとって、いわば初めてのお客さまを撮るチャレンジでした。

正直、怖かったです。

知らない人に会うのも怖いし、自分の技術が通用するかもわからない。

でも、圧倒的に経験が足りない僕には、やる以外の道は残されていませんでした。

カメラは、人の心に入り込んでいく

やっていくうちに、段々とこれをやる意味に気づいてきました。

カメラとは、写すものです。
カメラほど人の心に入り込んでいくものはない。

そういうことに気がついたのです。

撮影中、僕は基本的にずっと話しながら撮ります。
その中で、お客さまの中には、

「自信がない」
「やりたいことがわからない」

そういう方もいました。

でもそういう人たちこそ、自分の好きなことや夢について語っているときの顔が、

素晴らしく、素敵だった。

なぜこの魅力に気づかないんだろう。
その人自身は本当に、本当に素敵なのに。

だから撮りました。
僕が気づいた、その人の素敵なところを。

そして今でも忘れられない言葉があります。

「私ってこんな顔で笑えたんだ」

これが、僕がカメラにはまり込んだ原点のもうひとつです。

頑張る人の、頑張る姿を収めて、喜ぶ人の姿がたまらなく好きだと気づいたからです。

なぜ昔は飽きて、今は手放せないのか

答えはシンプルです。

昔はただ、

「綺麗な景色を撮れている満足感に浸りたいだけの自分」

だったから。

今は、

「頑張って前を向き続ける人間が好きなんだ」

ということに気づいたから。

僕はもともと人が好きで、笑顔が好きでした。

カメラへの情熱の原点は、「人が好き。頑張っている人が好き」ということだったんです。

1ヶ月30人チャレンジを通して気がついたことでした。

そこに前を向いて生きようとする人がいる限り、僕はカメラを辞めないでしょう。
それが僕の生まれた意味だと気づいたから、これに殉じようと決めています。

あなたはなぜ撮りたいのか

これは万人に当てはまるものではなく、むしろ「人」が入口の僕は珍しいとすら言われるほどです。

少しだけ考えてみてください。

迷っているなら、悩んでいるなら、

「自分がカメラで写したいものは何だろう?」

景色かも、食べ物かも、人かもしれない。

そこからさらに深掘りしてみてください。

「なぜ、それを写したいんだろう?」

そこにこそ、あなただけの理由があるはずです。
ふわふわとしか表せなかった自分の「本音」を、客観的に映し出せるカメラって素敵だと思いませんか。

「まだ何も考えていない」という方も大丈夫です。
それを探すために、たくさん撮ることができるから。

写真やカメラとは、「なぜ撮りたいのかを考えて深掘りするほど、面白くなる」ものだと思っています。

次回は、「自分に合うカメラの選び方」をお届けします。

岡本祥平

プロフィール写真家

岡本 祥平

16歳のころ、スナップ写真を撮るアルバイトがカメラとの本格的な出会いでした。24歳で開業し、以来10年以上、人物写真ひと筋で撮り続けています。

得意なのは屋外でのロケーション撮影。話しながらその人の一番いい瞬間を自然に切り取ること。雑多な街並みの中でこそ、その人らしさが滲み出ると思っています。

ファインダー越しに、一番素敵なあなたを撮れるように。それだけを考えています。

八王子出身。バイクとキャンプが好きで、普段はマーケティングの仕事もしています。人生でやりたいことは「葬式をパーティーにする」「恋人の個展を開いて死ぬ」「小中学生にお金と人生を教える塾を開く」。

まず、話しましょう。

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