キャリア

仕事を運んでくるのは、スキルじゃなくて人間力だと思う理由

仕事って、どこから来るんだろう。

そう考えたことはありますか?

スキルがあるから来る。実績があるから来る。もちろんそれも大切です。でも、あくまでも僕の持論ですが、仕事を運んでくる本当の源泉は別のところにあると思っています。

今日は、そのことについて書いてみます。

川の流れと仕事の流れ

川の流れを想像してみてください。

川の水は、どこから来るでしょうか。

雨が降り、山に積もり、溶けて、沢になり、川になり、海へと注ぐ。

当たり前のことですが、水は上流から流れてきます。下流にいくら器を置いても、上流から水が来なければ、その器は空のままです。

仕事も同じだと思っています。

仕事の「上流」にあるのは何か。

スキル? 実績? 資格?

もちろんそれらも大切です。でも、それよりも根本にあるのは——人間力だと思っています。

人間力とは何か

人間力と聞くと、漠然としていてわかりにくいですよね。

僕の言う人間力とは、こういうことです。

約束を守ること。
時間を守ること。
挨拶をちゃんとすること。
感謝を言葉にすること。
相手の話をきちんと聞くこと。

どれも「当たり前」に聞こえますよね。

でも、この当たり前を当たり前にやり続けている人が、どれだけいるでしょうか。

「ありがとう」を言える人。
頼まれたことを期日通りに返せる人。
連絡をすぐに返せる人。
笑顔で話を聞いてくれる人。

そういう人のまわりには、自然と人が集まってきます。

人が集まるところに、情報が集まる。
情報が集まるところに、機会が集まる。
機会が集まるところに、仕事が生まれる。

これが「人間力が仕事を運んでくる」ということの正体だと思っています。

スキルは後からついてくる

もちろん、スキルが不要だとは思いません。

でも、スキルはあくまで「仕事をこなす道具」です。

道具がいくら素晴らしくても、その道具を持っている人を信頼できなければ、誰も預けたいとは思わない。

逆に、この人なら任せられると思える人には——多少スキルが未熟でも、チャンスが回ってくるものです。

あくまでも僕の持論ですが、スキルは後からいくらでも磨ける。でも人間力は、毎日の積み重ね以外に磨く方法がない。

だからこそ、日常の一つひとつを大切にすることが、遠回りのようで一番の近道だと思っています。

自分への戒めとして

これは、誰かに向けて書いているようで、実は自分自身への言葉でもあります。

連絡が遅くなることがある。
気づいたら感謝を言えていないことがある。
余裕がなくなると、挨拶が薄くなることがある。

そのたびに、上流を見失っているなと感じます。

川の上流を、ちゃんと守り続けること。

それが、仕事を続けていく上で、一番大切なことではないかと思っています。

最後に

スキルを磨くことも大切です。

でもその前に——目の前の人に、ちゃんと向き合えていますか?

約束を、守れていますか?

感謝を、言葉にできていますか?

その積み重ねが、いつかあなたのところへ仕事を運んでくると思います。

ではでは。

岡本祥平

プロフィール写真家

岡本 祥平

16歳のころ、スナップ写真を撮るアルバイトがカメラとの本格的な出会いでした。24歳で開業し、以来10年以上、人物写真ひと筋で撮り続けています。

得意なのは屋外でのロケーション撮影。話しながらその人の一番いい瞬間を自然に切り取ること。雑多な街並みの中でこそ、その人らしさが滲み出ると思っています。

ファインダー越しに、一番素敵なあなたを撮れるように。それだけを考えています。

八王子出身。バイクとキャンプが好きで、普段はマーケティングの仕事もしています。人生でやりたいことは「葬式をパーティーにする」「恋人の個展を開いて死ぬ」「小中学生にお金と人生を教える塾を開く」。

まず、話しましょう。

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