会社員でもフリーでも。「アンバサダー」という意識が仕事を変える
「アンバサダー」という言葉を聞いたことがありますか?
本来は大使・使節という意味ですが、ビジネスの世界では「ブランドの価値を自分ごととして広める人」という意味で使われることが多いです。
今日はこの「アンバサダー意識」について、あくまでも僕の持論ですが、書いてみます。
所属するということの意味
会社員でも、フリーランスでも、学生でも——人は必ずどこかに所属して生きています。
でも「所属している」という感覚と、「自分がその場所を体現している」という感覚は、全然違うと思っています。
たとえば、こういう人がいます。
「うちの会社、全然ダメでさ」
「上がわかってないんだよね」
「ここにいるのは仕方なくて」
こういう言葉を口にする人、周りにいませんか?
気持ちはわかります。どんな組織も完璧じゃないし、不満の一つや二つあって当然です。
でも、その言葉を外で言い続けることで、実は一番損をしているのは自分自身だということに、気づいていないことが多いんです。
アンバサダーとは何か
アンバサダーとは、自分が所属する場所を「自分ごと」として語れる人のことだと思っています。
会社のビジョンを、自分の言葉で語れる。
自分が関わっているプロジェクトを、誇りを持って話せる。
仲間の仕事を、自分のことのように嬉しいと思える。
そういう姿勢のことです。
これは「会社への忠誠心を持て」という話ではありません。
ブラックな環境で無理に笑顔でいろ、ということでもない。
ただ、自分が選んでそこにいるなら——その場所を自分の看板として、誇りを持って立てるかどうか、ということです。
アンバサダー意識が仕事を変える理由
なぜアンバサダー意識が大切かというと、それが信頼につながるからです。
あくまでも僕の持論ですが、人は「自分の場所を誇りに思っている人」に仕事を頼みたいと思うものです。
「うちの会社はここが強くて、こういう思いで動いています」
そう目を輝かせて語れる人と、「まあ、仕事ですから」と言う人、どちらに頼みたいですか?
答えは明らかですよね。
フリーランスならなおさら
フリーランスの場合、自分自身がそのままブランドです。
看板は自分の名前。信用は自分の言動の積み重ね。
だからこそ、自分が手がけている仕事や関わっているプロジェクトを、どれだけ自分ごととして語れるかが、直接的に仕事の広がりに影響します。
僕自身、写真家・マーケターとして活動してきて、これを強く実感しています。
「岡本さんにお願いしたい」と言っていただける時は、必ずといっていいほど、僕が自分の仕事への想いを話した後です。スペックや価格よりも先に、想いが届いた時に、人は動いてくれる。
まず、語ることから始めてみてください
アンバサダーになるために特別なことは必要ありません。
今日から、自分の仕事や所属している場所について、誰かに話してみてください。
うまく語れなくても構いません。
まだ誇りを持てていなくても構いません。
語ろうとすることで、自分の中に「何を誇りに思いたいか」が見えてきます。
そしてその言葉が少しずつ磨かれていった時——周りの景色が変わり始めると思います。
あなたはどんな言葉で、自分の仕事を語りますか?
ではでは。