キャリア

支援企業から事業会社へ。はじめての事業マーケターになって気づいたこと。

皆さんお疲れ様です。しょうへいです。

突然ですが、「支援企業から事業会社に転職したい」と考えたことはありませんか?

代理店やコンサル、SaaSのカスタマーサクセスなど——クライアントの課題を解決する仕事に就いていると、ある時期から「自分のプロダクトやサービスを育てる側に行きたい」という気持ちが出てくることがあると思っています。少なくとも、僕はそうでした。

迷いながら転職して、はじめて事業マーケターというポジションに就いて、気づいたことを今回は書いてみます。あくまでも僕の体験談として、参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。

支援企業と事業会社、何が違うのか

これはあくまでも僕の感覚ですが——一言で言うと「誰のための仕事か」が変わります。

支援企業では、クライアントの課題を解決するのが仕事です。提案して、実行して、成果物を納品して、フィードバックをもらってまた改善する。「いい仕事をする」ことが軸にある。

一方、事業会社では自社のビジネスをどう伸ばすかを考え続けます。施策の判断が、数字に直接跳ね返ってくる。「いい提案をした」では終わらない。

どちらが良い悪いではなくて、仕事の「重心の置き場所」が変わる感じです。それに自分が合うかどうか、が転職を考える上で一番大事な問いなんじゃないかと思っています。

実際に転職してみて感じたギャップ

正直に書くと、最初はかなりとまどいました!

支援企業では「提案する側」だったのが、事業会社では「全部自分で実行する側」になります。スピードも、決断の重さも、思っていたより全然違った。

あと、社内調整の比重が想像以上に大きいことも気づきました。マーケターって、一人でPDCAを回すイメージがあったんですが、実際は営業・商品開発・CSなど、いろんな部署との連携がないと動けない。支援企業でコミュニケーション力を磨いてきた経験は活きましたが、「誰に・何を・どう伝えるか」が全く違うので、最初は苦労しました。

もう一つ、地味に難しかったのが「正解がない意思決定をし続けること」です。支援企業では上長やクライアントがゴールを示してくれることが多かったんですが、事業会社では自分でゴールの解像度を上げていかなければいけない場面が多くて。それが最初は怖くもあり、でもやりがいでもありました。

それでも事業マーケターを選んでよかった理由

ギャップをいろいろ書いておいてアレですが(笑)、それでも転職してよかったと思っています。

一番大きな理由は「自分の仕事が誰かに直接届く感覚」を持てるようになったこと。施策が刺さった時の手触りが、支援企業にいた時よりリアルになりました。

それと、自分が「マーケターとして何をしたいのか」を以前より真剣に考えるようになった気がします。会社のビジネスと自分のスキルが直結している分、「自分は何が得意で、何で貢献できるか」を問い続ける必要がある。それがしんどい時もあるけど、結果的に自分の解像度が上がっていく感覚があって、それは想定外によかった点でした。


転職を迷っている方に一つだけ伝えるとしたら——「合う・合わないは、やってみないとわからない部分がある」ということです。

これはあくまでも僕の一意見なので、「やっぱり支援企業の方が自分には合ってた」という方もいると思います。どちらが正解とかではなくて、自分がどんな感触で仕事をしたいか——それをちゃんと自分に聞いてみることが大事なんじゃないかな、と。

もし転職のことや、キャリアの話で迷っていることがあれば、気軽に話しかけてください。

岡本祥平

プロフィール写真家

岡本 祥平

16歳のころ、スナップ写真を撮るアルバイトがカメラとの本格的な出会いでした。24歳で開業し、以来10年以上、人物写真ひと筋で撮り続けています。

得意なのは屋外でのロケーション撮影。話しながらその人の一番いい瞬間を自然に切り取ること。雑多な街並みの中でこそ、その人らしさが滲み出ると思っています。

ファインダー越しに、一番素敵なあなたを撮れるように。それだけを考えています。

八王子出身。バイクとキャンプが好きで、普段はマーケティングの仕事もしています。人生でやりたいことは「葬式をパーティーにする」「恋人の個展を開いて死ぬ」「小中学生にお金と人生を教える塾を開く」。

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