どこかの塾の歌の中に登場するあの言葉。
「やる気スイッチ」
うわぁ。ほしいね~。
そう思ったことはないだろうか。
ちなみに僕はというと、中々燃えないものだから、
めっちゃ欲しいと思う人だ。
特に学生の時、資格の勉強の時に思う一番のことだろう。
閑話休題。
さて今日の話はそんなやる気スイt(ry
もとい、写真スイッチについて話したいと思う。
こんなまえがきでは何もわからないと思うが、
よかったら付き合って欲しい…。
僕の写真を見て、聞かれる質問ランキングの一つにあるもの。
「オカモトくんの撮る写真の距離感って何なん?」
実はあまり考えたことないけど、
多分それは僕の写真スイッチが関係しているに違いない。
僕はそれがあることで、心の武装ができるし、
写真スイッチのおかげで日々の生活にも活力が出た。
これはそれほどすごいやつで、
手に入れることができたなら、写真ライフは激変するだろう。
やばいね、写真スイッチ……
って。
だから写真スイッチってなんやねん!って話でした。
すみません。怒らないでください。
写真スイッチはカメラを手に持つことでONになります。
その瞬間、僕の視界はニュユユユユ~~~っと狭くなり、
完全に目の前の被写体に釘付けです。
僕の心臓に火が入ります。
簡単に言うとニトロみたいなもんです。
ニトロが何かはググってください。
車好きなら知ってるかもね。
僕の頭はフル回転を始めます。
主にコミュニケーション頭葉(造語)が活発になります。
こうなったら起動完了です。
その瞬間僕は、目の前の被写体を【口説き始めます】。。
■口説くって。。。
もちろん功徳ではありませんよ。
口説くほうです。
チャラって思ったそこのアナタ、
放おっておいてください。これが僕のやり方なんです。
僕の目はその人のいいところを探すためだけに機能し、
僕の口はその人の素敵なところを表現するためだけに機能します。
僕の指はその人の決定的にいいところを撮り逃さないためだけに機能します。
僕の脳はその人の素敵を探し、それを表現するためだけに回り続けます。
カメラを持って、被写体を目の前にした瞬間に、
僕のその人のことを「最高に大好きになれる」という特技があるんです。
これを僕は「写真スイッチ」と呼んでいます。
大好きだから引き出したいんです。
大好きだから言葉が溢れてくる。
どんな言葉を用いても、アナタのことが表現しきれないと。
どんな表現を使っても、アナタのキレイは出しきれないと。
だから言葉が出る。
だから恥ずかしいボケも出来る。
だから、必死になれるし、
だから最高に集中します。
時には息をすることを忘れてしまうほどに。
時には足元が見えてなさすぎて転んでしまうほどに。
「オカモトさん死なないでくださいね」がそういう時の褒め言葉。
その瞬間だけは、この世の全ての男よりも、
僕がこの子を最高に表現できるんだと思っています。
彼氏?
親?
関係ない。俺が、この子を表現するんだ。
そういうスイッチが入っているんです。
■なぜスイッチたりうるのか?
不思議ですよね。スイッチと言う以上、
ONがあればOFFもある。
ズバリOFFはどういう時よという話。
これには明確な定義が有ります。
ずばり「カメラを離した時」です。
手から離れた瞬間に、
誤解を恐れず言うならば、
「僕はその人のことを好きではなくなります」
あ、もちろん嫌いになるわけではありません。
「好き好き好き~~!」ってならないだけです。
普通になります。
ちょっと引きますよね。。
正直僕も、この心のなかの消火具合には時々引きます笑
ただね、これがあるから僕は【信用】されるんです。
僕は目の前の女性を最高に写したいと決めた時に、これを出来るようになりました。
元々は出来なかったんです。
一度は好きが止まらなくなって、人間関係が崩れたことも有ります。
それを反省しながら磨いてきたスキルが言ってしまえば
「写真スイッチ」
そしてこの絶妙な距離感こそが、僕の写真の距離感であると。
そう思います。
人物を撮るときに気をつけないといけないことは、
もうちょっとちゃんと説明しないといけないので、
それはまた別の機会にでも。
皆さんには自分だけの「スイッチ」はありますか?
僕で良ければスイッチの棚卸し、お手伝いしますよ^^
ではでは!!
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